プロジェクトENGINEの最新成果物!
山科精器、アムコと共同開発したサクションボール・コアギュレーターのフレックスタイプが上市されました。
横浜で開催された日本内視鏡外科学会総会にて開発担当の牛丸先生(大阪国際がんセンター)と富丸先生(大阪大学消化器外科)がブースセミナーに登壇。本件の提案者である国立がん研究センター東病院 後藤田先生の司会のもとで開発経緯、臨床経験を発表しました。ロボット支援外科手術で威力を発揮する、新世代の吸引凝固嘴管です。
山下病院の松崎先生と常見先生のご提案を元に、ENGINEが株式会社キャステムと共同開発した「軟性内視鏡用補助具(フィンガーアシスター®)」が完成しました。同社のECサイトより購入できます。(https://www.wellness-castem.com/)
内視鏡処置時の術者の指先の負担を軽減し、より正確で安全な手技の実現に貢献するデバイスです。ぜひお試しください。
弊講座 中島の論文が「Surgical Endoscopy」に掲載されます。
欧州内視鏡外科学会、米国内視鏡外科学会からの要請をうけて
取り組んだ国際共同研究論文です。
なお、本論文は大阪大学と出版社との契約に基づき、全文がオープンアクセスとして
公開されています。ぜひご一読ください。
https://link.springer.com/article/10.1007/s00464-025-12173-7?utm_source=rct_congratemailt&utm_medium=email&utm_campaign=oa_20251022&utm_content=10.1007/s00464-025-12173-7
2025年9月22日から10月3日にかけて、南アフリカ・ケープタウン大学(UCT)よりDr. Moses Isiagiが大阪大学プロジェクトENGINEにいらっしゃいました。滞在中、医学部附属病院での手術見学や、ENGINE主催のアニマルラボに参加され、ラボ内で開催されたランチョンセミナーではご講演もいただきました。研究員との技術的な意見交換を通じて、南アフリカの臨床ニーズと日本の医療機器開発との接点を探る貴重な機会となりました。今回の訪問を通じて得られた知見や所感について、Dr. Isiagiにレポートをご執筆いただいており、近日中にENGINE公式ホームページにて掲載予定です。ぜひご覧ください。
2025年7月28日に開催された大阪商工会議所主催「MDF医工共創アワードJAPAN表彰会」にて、W受賞!
このたび、弊講座と長年にわたり連携しているENGINE企業の一つ、山科精器株式会社が最優秀賞を受賞されました。
本アワードは、医療現場とものづくり企業の連携による医療機器開発を評価・顕彰するもので、同社の高い技術力と医療ニーズに応える取り組みが高く評価された結果です。
さらに、「医工連携による医療機器開発に貢献した医師」として、弊講座の中島が「特別賞」を受賞いたしました。
志を同じくするENGINEパートナー同士が表彰される形となり、私たちの医工連携の取り組みが多方面から評価されたことを大変嬉しく思っております。
このような栄えある賞をいただけましたのは、ENGINE企業の皆さまと共に取り組んできた成果であり、皆さまのお力添えがあってこその受賞と深く感じております。心より感謝申し上げます。
今後も、皆さまと力を合わせながら、現場に役立つ機器づくりをめざすことで、医療現場、ひいては患者様にとって、より安心で質の高い医療環境の実現に貢献してまいります。
2025年度 国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)事業「優れた医療機器の創出に係る産業振興拠点事業」における、大阪大学プログラムの日程が決定しました。
今年度は、前年度に引き続き、企業関係者・医療従事者それぞれが自身の専門性を生かしながら、分野を超えて活躍できる“融合人材”の育成に取り組んでまいります。さらに本年度は、大阪大学内で医療機器開発プログラムを主催する関連部門と連携し、より包括的に
展開してまいります。
詳細は、下記のトライフォールドをご確認ください。
ご参加を希望される方は、8月29日(金)までに、以下のURLよりお申込みください。
申込フォーム: https://forms.gle/Du72rhCpx1pJuKCh9
2025年7月より、坪内知佳さんが弊講座の招へい准教授として着任されました。
坪内さんは、漁業の現場から加工・流通・販売までを一貫して手掛ける“第6次産業のパイオニア”として知られ、これまで多くの受賞歴を持ち、テレビや新聞などのメディアでも数多く取り上げられてきました。
一次産業に新たな価値や可能性を生み出し、女性ならではの感性や視点を活かしながら、地域社会に貢献されてきた方です。
弊講座においても、これまでの経験を活かして、医療・福祉の分野に新たな視点をもたらしてくださることを期待したいと思います!
こちらのサイトも併せてご覧ください。→(https://www.chikatsubouchi.jp/)
弊講座 中島が代表世話人を務めております先進内視鏡治療研究会(J-CASE)の第18回先進内視鏡治療研究会(J-CASE)の開催が決定しました。
今回は第29回腹腔鏡内視鏡合同手術研究会(JECS)と合同開催です。
会 期:2025年11月 1日(土)16:00-19:00
会 場:アリストンホテル神戸
当番世話人:杏林大学医学部 消化器・一般外科 阿部 展次先生
研究会テーマ:AIがもたらす診断・治療革新
第18回先進内視鏡治療研究会(J-CASE)/第29回腹腔鏡内視鏡合同手術研究会(LECS)
中小企業庁による令和7年度「成長型中心企業等研究開発支援事業」の医療分野における「イノベーション・プロデューサー」に、昨年に続き採択されました。
これまで中島が医療現場のニーズを集約し、企業と共に企画・試作を何度も繰り返すことで一つの製品が上市するその過程において、中島が何を考え、どのように行動してきたのかを明確にし、そのノウハウを見える化するプロジェクトです。
牛丸 裕貴先生(大阪国際がんセンター)の論文が Surgery に掲載されました。
論文タイトル:Development of medical devices driven by academia-industry collaboration: An internal audit
https://authors.elsevier.com/sd/article/S0039606025001412